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勤行 (日蓮正宗)[ごんぎょう] 勤行(ごんぎょう)は、精進のこと。また、宗教儀式のひとつで、定期的に仏像などの本尊の前で、読誦したり礼拝したりすること。儀式作法は宗派によって違う。仏教用語。 日蓮正宗やそこから20世紀中頃以降に分派した新興宗教団体の創価学会、正信会、顕正会では、朝と夕に、「御本尊(ごほんぞん)」と呼ばれる曼荼羅に向かって法華経(方便品(冒頭の十如是まで)と寿量品)の読誦、唱題(題目を唱える)を行う。 また、総本山や寺院において題目を1時間ひたすら唱える唱題行が行われている。ここでは、日蓮正宗本体(宗門)だけでなくそれら新興宗教団体のものについてもあわせて解説する。 == 宗門の勤行 == 信徒の修行のうち自行としての日常の勤行は、28品からなる妙法蓮華経のうち方便品・如来寿量品(長行、自我偈)の読誦、唱題(「南無妙法蓮華経」の題目を唱えること)を基本構成とし、古来からの朝五座・夕三座の格式〔玉野和志『創価学会の研究』(講談社現代新書 ISBN 4062879654)p23〕を守って行われている。 方便品と寿量品をセットにして1回読誦することを「一座」といい、途中に観念文などを挟みながら繰り返していく。方便品は五座すべてで全文読誦しなければならないが、寿量品は朝の二座と夕の初座だけが全文読誦する「長行」とされ、他の座では自我偈のみとなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勤行 (日蓮正宗)」の詳細全文を読む
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